今回は、2ちゃんねるの創業者として有名な「ひろゆき」さんが書かれた本「1%の努力」を読み、とても内容が勉強になったので紹介します!
この本を読んで特に「努力することってなんだろう」と考えさせられたので、しんまちなりに解説していきたいと思います!
- 努力が報われないと悩んでいる人!
- ひろゆきさん流の成功方法を少しでも取り入れたい人!
- ひろゆきさんの考え方が好き、気になるって人!
ぜひYou Tubeも音だけ聞くぐらいでも楽しめるので見てみて下さい!
努力することについて
今回の本を読んで、一番に考えさせられたのが、「今、自分が頑張っていることで、ムダなことはないか?」ということ。
ムダな努力を選択できるように考えていきたいと思います!
「天才とは、99%の努力と1%のひらめき」
発明家エジソンの有名な言葉で「天才とは、99%の努力と1%のひらめき」とありますが、
だいたいの人は「努力が大事で、努力すれば道が開ける」という意味だと思ってしまっている。
本当の意味は「1%のひらめきがなければ99%の努力はムダになる」という現実的な言葉です。
発明の世界では、出発点が大事で、「光る珠のようなものをつくろう」と考えがあって初めて、竹や金属などの材料で実験したり、試行錯誤を重ねたりの努力が大事になります。
ひらめきもないまま、ムダな努力を積み重なっても意味がない。
社会人になり、営業をやっていても感じますが、努力すれば必ず成果が出るはたしかに間違っていると思います!
努力で変えられないことは多い
ひろゆきさんは、努力で変えられないことは多い。と言ってます。
- 東大生の親の6割は年収950万円以上。逆に親の年収450万円未満の東大生は1割しかいない。
- 大学受験のテストは公平なのに、お金持ちの家に生まれたかどうかが学歴に大きく響く。
- 学業の成績は、親からの遺伝が60%ぐらい影響すると言われている。
- 芸能の職業は、顔やスタイルが大事な要素であるが、それらは遺伝で決まってしまう。
- ある程度素質があった上で、努力して痩せたりできるが、その素質がない場合もある。
- 音楽の才能は、9割ほどが遺伝できまる。
- アーティストになろうと思っても、ほぼ遺伝子次第。
努力することで、結果が変化するのも事実だが、人生のスタート地点の違いで圧倒的な差があるときに、努力して埋めようとするのは難しい。
それでも変えられる部分を探していかないといけない。
いわゆる一般的な家庭で育ちました。それでも、自分なりに変えられる部分はないかと探してみないといけません。
努力できるという才能
何かを成し遂げるとき、「どう頑張ったか」を100%必要であると認識されがちなのだが、努力で変わる部分はものすごく少ない。
もし努力が報われる社会であれば、もっと優秀な人が出てきて日本はいい状態に変わっていたはず。
それは努力できる才能をもった人がいるからだ。その才能があれば、あらゆる競争に立ち向かうことができ、突破し次第に勝つことに慣れていく。
ひろゆきさんは、努力できる才能がないと言ってます。だから、自分にとって頑張らなくても結果が出る場所にいったほうが、絶対にうまくいくと考えている。
努力することを押し付けてはいけない
一代で成功したスポーツ選手や起業家には、「努力すること100%」のバイアスが染み付いてしまっている
自分が成功できたことを100%自分の実力と思ってしまう人は、他人にもそれを押し付ける。
熱い言葉を本やブログに書いたり、ドキュメンタリー番組で話したりする。
成功の秘訣は、「こんなに努力したからです」と言ったほうが面白くて、「たまたまうまくいきました」と言ったらつまらない。
もちろん努力が0%ということでもないので、1%の努力という落とし所を探っていく。
100%の努力を言い出す人を認めてしまうと、人にそれを押し付けることも容認することになる。
ひろゆきさんはそれを無くしたい。その押しつけでパワハラや過労死が起こるからだ。
ムダな努力になっていないか
ムダな努力の例
自由意志
先にも書きましたが、何か成果を上げたとき、結果が出たときの理由は、遺伝子、環境もとても大事で、先天性、後天性かもとても重要。
努力100%のみというのはありえません。
同じように自由意思が大事とも言われたりもしますが、自由意思とは「よしこれやるぞ!」と意識して、その上の努力によってそれを成し遂げるような力のことです。
お金儲けや、ダイエットの本は、稼げなかったり痩せなかったりするのは「あなたの意思が弱いからだ」と言い逃れできてしまう。
ひろゆきさんは、この「自由意志」によって人生を変えられる範囲はゼロでないが、「とても少ない」と思っているとのこと。
しかも、もしその努力がムダだとしたら大変です!
仕事でもこう頑張ったから上手くいったとか言われたり、言ってしまったりしてしまってました。
でも、がんばらなくてどうやって成功するか、そのことについて解説していきたいと思います!
成功の秘訣
まず、めっちゃがんばること、100努力することを否定しました。では、どうやって成果を上げて、成功すればいいのか。
まず、結論から言います!成功の秘訣とは、「片手を開けてチャンスを待つ」、「たまたまそこにいたからうまくいった」です。
片手を開けてチャンスを待つ
片手が開けている状態とは、余裕がある状態のこと。片手が空いている状態じゃないと、チャンスはつかめない。
予定などでパンパンにしておかない。両手を塞がないようにする。
幸運の女神という話があります。「幸運の女神には、後ろ髪がついてないから通り過ぎたら捕まえることはできない」という例え話。
チャンスは一瞬で通り抜けるので、余裕を持ってないと掴むことはできないということ。
あなたに企業メンバーにならないかという誘いや、当日誘われた飲み会に運命の人が来ているかもしれない。
ヒマがないとチャンスがつかめない。つまり、どうすれば楽にできるか。サボることができるか。
人に仕事を振ることで仕事をほぼ0にしたりで、自分のヒマをどうつくるか考えてみましょう!
「たまたまそこにいたからうまくいった」と思える場所を探す
今いる場所、例えば職場や土地が、いい環境か考えてみましょう!
今いる環境によって、決まってしまうことも多いです。もちろん悪い環境もあります。
- GoogleがYou Tubeを買収したときに、受付をしていたただの女性が約1億5,000万円という大金を手にしたという話
- 仮想通貨バブルのときに仮想通貨を買っていた人たち
「悪い環境」の例
もし自分自身が悪い環境にいるのであれば、そこになるべく時間をかけない。環境を変える。
そうすることでいるだけで成果が出やすくなる環境に身を置くようにしましょう!
まとめ
- 「天才とは、99%の努力と1%のひらめき」
- 努力すれば道が開けるという意味で広がっているが、本当の意味は「1%のひらめきがなければ99%の努力はムダになる」ということ
- 努力で変えられないということは多い
- 環境で決まる例:東大生の親の6割は年収950万円以上。
- 遺伝で決まる例:芸能の仕事は、顔やスタイルが大事な容姿。
- 努力することは才能
- 全員が等しく努力できれば、日本は優秀な人がもっと出てきていいと思うが、そういうわけではない。
- 一部、努力できるという才能を持った人がいる。努力によって、あらゆる競争に立ち向かい突破できる。
- 努力することを押し付けてはいけない
- 一代で成功したスポーツ選手や起業家には、「努力すること100%」バイアスが染み付いている。
- 自分の成功できたことを100%自分の実力と思っている人は、他人にそれを押し付ける。それを容認してしまうと、パワハラや過労死の原因となってしまう。
- 片手を開けてチャンスを待つ
- 予定や仕事でパンパンにしておかない。貴重なお誘いを断ったり、気づかなかったりする。
- 仕事を早く終わらせる工夫をする。余裕をつくりチャンスをつかめるようにしよう!
- 「たまたまそこにいたからうまくいった」と思える場所を探す。
- 先行者利益得るようにする。そのため自分の感覚で働いている人。
- 「ここにいるのはまずい。」「あそこに行くとよさそうだ」そう思ったときに自分なりの考えで進んで行けるようにする。
しんまちとしての結論としては、会社員として働くのであれば、ヒマをつくることや、努力を押し付けないってことを全面的に表に出してしまうと否定されてしまい評価が落ちてしまう恐れがあると思います。
頭ではそう思っても上手く立ち回り、いい環境となるように副業とかからでもやっていけばいいかなと思います!